能登半島地震支援活動に関する情報の共有と祈りのお願い No.18

主の御名を賛美します。

能登半島地震発生から10ヶ月、さらに水害から1ヶ月が経ちました。地震と津波による被害を受けられた地域において、大雨による洪水、土砂災害が発生し、二重の被災をされた方々の心が折れてしまった、という声を、よく聞くようになりました。それでも、ボランティアの方々が、復興のお手伝いに入っていくことによって、なんとか再び立ちあがろうとしている姿を、ボランティアの方々は見ています。本当に忍耐の必要な働きです。どうか、引き続き祈りに覚え、また一日でも二日でも、ボランティアに行かれる方が、継続的に起こされますように、ご協力をお願いいたします。

1.被災地の近況

暑い夏の間、学生たちのボランティアが増えたこともあり、能登ヘルプのボランティア活動は、かなり充実し、進んでいました。けれども、9月の大雨で、本当に振り出しに戻った、いや震災後よりひどくなったと言わざるを得ません。10月12日までは、火曜日から土曜日まで、毎日20名以上のボランティア、多い時は40名近いボランティアが、全国各地から能登ヘルプへ来ています。(福音自由教会からは、この8月9月は数名ほどでした。)

けれども、15日からは0〜2名ほどのボランティアしか、申し込みがないとのことです。このままでは、継続が非常に困難な状況が迫っています。

水害にあった地域では、泥だしやその後の乾燥までを冬が来る前に終えておかなければ、厳しい寒さの中では乾燥しにくく、内装の工事に取り掛かれなくなります。急ピッチで進めなければならないところですが、人手不足です。また、水害前から依頼を受けていた被災家屋の助けも継続して必要とされています。水害の被災家屋と地震の被災家屋を同時進行で進めていかなければならず、本当に現地は困っている状況です。

2.中橋スティーブン兄の働き

福音自由教会が支援し、石巻クリスチャンセンターのディレクターである中橋スティーブン兄(クライストコミュニティ会員)が、家族で金沢に移住いたしました。短くても1年、さらに必要があれば、半年ほど延長して、長期的な働きとなります。能登ヘルプからの経済的な支援が十分ではないため、災害対策室は今回の能登半島地震のための献金から、中橋兄姉が安心して生活できるだけの経済的な支援をすることを決定しました。今回の引越し費用の補助、月々の家賃補助として、支出いたします。現地のワークリーダーの支援は、現地の人々の生活の復興のために欠かせない支援です。ご理解いただきたいと思います。中橋アン姉も、サマリタンズパースという世界規模の災害緊急支援団体のスタッフとして働いていた経験があり、東北にもその働きできていました。このような有能な人材を福音自由教会は持っています。今後、彼らの賜物が生かされる働きが、福音自由教会の中でも必要ではないかとも考えます。引き続き中橋兄姉ご家族の働きを覚えてお祈りくださり、支援を継続してください。

3.支援献金について

皆様から捧げられている、能登地震復興支援献金ですが、能登ヘルプの経済的な事情を鑑み、もっと経済的な必要を覚えている他の支援団体に、一時金として支援することにいたします。「いのりんジャパン」「ラブイースト」という二つの団体です。両団体とも、能登ヘルプと協働していますが、独自で様々な技術をもって、被災者の必要に応えている働きをしています。ですので、今回、20万円の支援を各団体にすることにいたします。今後も、継続的に支援していくかは、それぞれの働きの継続性や有効性を見極めて、判断していきます。

4.ボランティア派遣の支援

ボランティアの派遣に関する規定を変更しています。以下の「ボランティア募集のお知らせ」にて、確認をお願いします。

EFC能登ボランティア募集要項10月9日改訂版のサムネイル

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