能登半島地震支援活動に関する情報の共有と祈りのお願い No.17
- 7月
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主の御名を賛美します。
能登半島地震発生から半年が過ぎました。復興は全く進んでいないと言われている通り、ボランティアから帰ってこられた方々も驚かれています。本当に忍耐の続く働きです。どうか、引き続き祈りに覚え、また一日でも二日でも、ボランティアに行かれる方が、継続的に起こされますように。
1.災害対策セミナー
去る6月22日に災害対策室主催のセミナーを開催いたしました。講師は内山忠信牧師。被災者と支援者の両方の視点から、ボランティアを考えるとても多くの示唆を得られるセミナーとなりました。会場には10名くらい、リモートでは8教会の参加がありました。もっと多くの教会で共有できたらよかったと思います。録画は福音自由教会公式サイトのメンバーページ(要ログイン)から閲覧できますので、ぜひご覧ください。
※ログイン用のIDとパスワードは教会ごとに発行してありますので、牧師にお尋ねください。なお、録画のURLは2024年7月11日に、協議会全体メールにて諸教会に周知済みです。
2.被災地の近況
暑い中、ボランティア活動は継続しています。津波の被害にあった地域での泥だし、倒壊の被害があった地域での瓦礫の撤去、大切なものの取り出し、仮設住宅への訪問などです。熱中症対策は、基本的には各自になりますが、ボランティアセンター、教会などの施設は、冷房を完備していますので、ご安心ください。
能登半島在住のクリスチャンは、おそらく30名を切ります。能登ヘルプの活動により、教会を見る目が変わったことは確かですが、現地在住のクリスチャンと被災者とが繋がるということは、非常に確率的に低いということがわかります。今後の課題は、ボランティアで広がった関係を、現地在住のクリスチャンにつなぐことです。ぜひ、お祈りください。
3.中橋スティーブン兄の働き
福音自由教会が支援し、石巻クリスチャンセンターのディレクターである中橋スティーブン兄(クライストコミュニティ会員)が、金沢に移住することが決まりました。継続的な支援が必要であることを考慮し、またご夫婦で働くことが可能となるためです。子どもたちの保育などの課題がありますが、ぜひ引き続き中橋兄姉ご家族の働きを覚えてお祈りくださり、支援を継続してください。
4.「こひつじ基金」の活用を
この基金は、継続的なボランティアの企画、運営を発案される教会のボランティア活動に、必要経費として支援する基金です。能登ヘルプが出資します。直接お問い合わせください。
5.ボランティアに行かれる方の交通費
電車や、お一人で車(現地でのレンタカーも)で行かれる方の交通費は、これまで半額を支援金から支出してきましたが、7月1日から「全額」を支援金から支出することとしました。お一人でもぜひご参加ください。
最新のボランティア募集要項は、以下のPDFをご覧下さい。
6.ボランティア活動の夏休み
能登ヘルプでのボランティア活動には、夏休みがあります。以下の日程です。
8月10日〜19日
これは、被災者の方々にとっても、休息が必要であること、被災者のご親戚などが夏休みを利用して訪ねて来られ、団欒の時が必要であることなどを鑑みた休みです。ご了承ください。
以上
2024年7月11日
災害対策室
室長 大橋謙一
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