能登半島地震支援活動に関する情報の共有と祈りのお願い No.12

構成教会の皆様へ

主の御名を賛美します。

能登半島地震支援活動への、祈りとご協力とをありがとうございます。

間も無くゴールデンウィーク。とはいっても、週の半ばは平日となっていて、あまり休みの気分ではないかも知れません。そのためか、ボランティアも減少しています。まだまだ、これからが本当にボランティアが必要とされている時期です。瓦礫の撤去、壊れかけた家からの貴重品の取り出し、いまだ水道が復旧しない地域での炊き出し、人手が必要なところはたくさんあります。

また、仮設住宅も建ち始めました。これからは、仮設住宅への引っ越し、訪問してのしゃべり相手、仮設住宅群の集会室でのイベントなどもあります。肉体労働は無理だと言う方々でもできることがあります。ぜひ、声をかけ合ってボランティアに出かけませんか。

1. 女性ボランティア募集

女性ボランティアも募集を開始いたしました。ボランティアセンターが整えられてきている状況を踏まえて、安心して現地の滞在が可能となりました。ぜひ、積極的なご参加をお願いいたします。ボランティア募集要項が別にありますので、お読みくださり、福音自由教会のボランティア申し込みフォームにて、お申し込みください。引き続き、男性女性ともに4月30日以降のボランティアを募集いたします。

*詳細は、前回のボランティア募集要項を参照してください。

2. 具体的なボランティア活動

輪島と言えば「輪島塗」。日本の伝統工芸が危機にあることを、皆さんも耳にしていることでしょう。政府は、これを守るために惜しみなくお金を出すと公言しています。しかし、実際のところは、何も動いていません。壊れかけた危険な建物から、職人たちの貴重な道具を取り出すには、それなりの技術が必要だからです。能登ヘルプには「大工・重機チーム」と称する人たちが、この作業にあたっています。重機と言うと、力強く破壊していくイメージがありますが、実際にはその強靭な力を持つ重機で、とても繊細な作業をすることができるのです。もちろん、そのためには高い技術が求められます。能登ヘルプでは、輪島聖書教会を通して、この働きに従事しています。

輪島において、この輪島塗の復興こそが最も重要な鍵です。そこに、キリスト教会が貢献していることは、キリストの御名の称えられることです。けれども、長期的な働き手を確保するには、やはり経済的な必要があります。高い技術を持った方々を無償で働いてもらうわけにはいかないからです。そこで、皆様が捧げてくださった能登支援献金の一部を、この働きのための指定として、能登ヘルプに捧げることにしました。私たちには、このような技術はありませんが、キリストの御名が称えられるために、お祈りによってこの働きに参加して参りましょう。

3. 能登地震支援献金の状況

皆様の尊い献金をありがとうございます。先述したように、一部を重機隊の働きのための指定献金として、能登ヘルプに送ります。また、引き続き、ボランティアの経済的な負担を少なくして、できるだけ多くの方々が参加できるように、使わせていただきます。春から夏にかけての必要や、仮設住宅への引越しに伴う必要なども出てくることでしょう。そのようなことのためにも用いさせていただきます。

4. 「土曜日一日ボランティア」の募集

平日2泊、3泊してのボランティアが困難だという方に、日帰りボランティアを考えてみてはいかがでしょうか。

*詳細は、前回のボランティア募集要項を参照してください。

5. 能登ヘルプ有給スタッフの募集

有給での常駐スタッフを募集しています。詳細は、過去の情報を参考にしてください。

6.祈りの課題

過去のものを参考に引き続きお祈りください。

7.支援金送付先口座情報

過去のものでご確認ください。

以上

2024年4月20日
災害対策室
室長 大橋謙一

Comments are closed.