日本福音自由教会は、以下の12条からなる信仰箇条を、その信仰理解の中心的土台として堅持しています。
1.旧新約聖書を原典において何ら誤りなき、霊感された神の言であり、人間の救いについて神のみこころを完全に啓示し、すべてのキリスト者の信仰と生活の神的、究極の権威であることを信じる。
2.万物の創造主であり、無限に完全であり、父、子、聖霊の三人格において永遠に存在される唯一の神を信じる。
3.イエス・キリストは聖霊によってやどり、処女マリヤより誕生された真の神であり又真の人であること、又聖書に示すとおり、十 字架上にわたしたちの罪の犠牲として死なれたことを信じる。そして主は死より肉体をもって復活し、天にのぼり今は高き所にいます大能者の右に座している大 祭司および助け主であることを信じる。
4.聖霊のみわざが主イエス・キリストに栄光を帰し、現在の時代においては人々に罪を認めさせ、信じる罪人を新生させ、敬虔な生活と奉仕のために信者に内住し、信者を導き、教え、力づけるものであることを信じる。
5.人間が神のかたちにつくられ、罪の中に堕落したために失われているものであること、また人間は聖霊による新生を通してのみ救いと霊的生命を与えられることを信じる。
6.イエス・キリストの流された血と復活がすべて信じる者の義認と救いのための唯一の基盤であり、イエス・キリストを受け入れる者のみが聖霊により新生して神の子となることを信じる。
7.水の洗礼および主の聖餐が現代の時代における教会により守らるべき礼典であることを信じる。しかしそれらは救いの手段としてみなされてはならない。
8.真の教会がイエス・キリストにある救いの信仰を通し、聖霊により新生し、そのかしらであるキリストの体に結合されているすべての人により構成されるものであることを信じる。
9.真の教会の会員である者のみが地方教会会員資格をもつものであることを信じる。
10.イエス・キリストが教会の主であり、かしらであること、またすべての地方教会がキリストのもとに個々の業務を決定し、つかさどる権利をもつものであることを信じる。
11.わたしたちの主イエス・キリストの栄光ある現れである、ご自身による切迫した再臨を信じる。この「祝福に満ちた望み」は信者の個人的生活と信仰に重大な意義をもつものである。
12.死者の肉体の復活を信じる。信者は主とともなる永遠の祝福と喜びによみがえり、不信者はさばきと永遠に意識する刑罰によみがえることを信じる。
※2023年3月:第11条を一部改訂。
参考文献
日本福音自由教会の信仰姿勢について、さらに詳しくお知りになりたい方は、以下の書籍をご参考下さい。(一般書店での販売は行われておりませんので、事務所 までお問い合わせ下さい)
著者名等 | 書名 |
A・T・オルソン著、内田和彦訳 | 『我らの信仰-福音自由教会の教理の背景と解説-』日本福音自由教会協議会、1989 |
カルビン・B・ハンソン著、小川国光訳 | 『自由とは-米国福音自由教会の歴史-』日本福音自由教会協議会、1993 |
日本福音自由教会教育委員会編 | 『進歩』第21号 (2000)[第1条~第6条] |
〃 | 『進歩』第22号 (2001)[第7条~第12条] |
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